病気予防と健康管理。

 

感染症の予防

犬の健康管理としては感染症の予防はとても重要です。近代化された環境では感染症にかかるリスクは減りつつありますが、それでも感染症の危険性がゼロになることはありません。病原体の感染によって起こされる病気の中には命の危機を招くものも少なくなく、非常に恐ろしい病気です。しかし、感染症の中には予防により防ぐことが出来るものは少なくありません。病気が発生してしまってからでは手遅れ…そんな事が起こらないように予防をするようにしましょう。
 
感染症の予防にはいくつか種類があります。詳細は後で解説しますが、大きく分けるとワクチン(ワクチネーション)によって予防を行うタイプの予防と予防薬を使用して感染症を予防するものに分かれます。どちらのタイプにしても定期的に行う必要があり、その方法に関してもいくつかあります。
また、感染症のいくつかでは人間にうつる可能性のある病原体も存在します。人獣共通伝染症、動物由来感染症、zoonosis(ズーノーシス)と呼ばれる感染症であり、犬(およびその他の動物)と人の命を脅かす感染症も含まれます。

感染症予防の種類

  •  混合ワクチンの接種
  •  狂犬病ワクチンの接種
  •  犬糸状虫(フィラリア)の予防
  •  ノミ・ダニの予防

どの病気の予防をするの?

予防が必要な感染症にはいくつか種類がありますが、必ずしなければならない病気、予防するべき病気、予防した方がよい病気などに分かれるでしょう。
必ずしなければいけない病気としては狂犬病があります。これは法律で決められたものであり全ての犬に接種が義務づけられています。それ以外には命を脅かす感染症がいくつかあり、予防が勧められます。その中には細菌によるもの、ウィルスによるもの、それ以外によるのがありますがいくつかの方法で予防が可能です。どの病気を予防すべきかは議論がありますが、一般的には命を失う危険性のあるものに関しては予防が必要と考えられています。それ以外のいくつかの病気に関しては生活している環境や健康状態、体質などによって相談の上で予防をするか相談を行います。

狂犬病ワクチンの注射は義務づけられています
混合ワクチンの注射は必要です
フィラリア症予防薬の投与は必要です
ノミ・ダニの予防薬は勧められます

予防の種類について

狂犬病ワクチン

日本では狂犬病予防法第5条において年1回の接種が義務づけられています。その後は年1回、同法施行規則第11条で3月2日から6月30日の間に接種することと決められています。

混合ワクチン

混合ワクチンはウィルス性の病気を中心として予防を行うものです。重症化しやすい病気を基本として、それ以外の病気も同時に予防できるものなど数種が使用されています。

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フィラリア予防薬

犬糸状虫(フィラリア)による病気を予防する予防薬になります。現在では数種類のお薬が入手出来るようになっています。投与方法もいくつかあるために、一番あった方法で予防を行います。

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ノミ・ダニの予防

体表につく寄生虫、ノミやダニを予防します。散歩などで外に行った場合や卵などの移入で感染をします。体にこのようなムシがつくのはよくは有りませんが、同時に犬に病原体を移すこともあり注意が必要です。

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