不妊化手術。

 

不妊化手術

動物において不妊化のために行われる方法は多くの場合、卵巣や精巣を外科的に除去する方法です。雄犬では精巣を皮膚の下から摘出します。また雌犬では卵巣もしくは卵巣子宮を摘出します。
不妊化手術を行う理由はいくつか考えられます。理由の一つは望まれない子犬が増えてしまうのを防ぐためです。犬は多産の動物であり、一度に多くの子供が生まれます。予定していないと飼育出来ずに手放さるを得なくなってしまいます。
 また、飼育する中では発情に伴う生活の変化や行動のコントロールをし易くする=犬のストレスをなくすことを目的にすることもあります。
 
これらに加えて、不妊化手術のメリットとして考えられているのが病気の予防です。

雌犬における避妊手術のメリット

  •  発情に伴う行動のコントロール
  •  子宮の病気予防
  •  卵巣の病気予防
  •  乳腺腫瘍のコントロール

行動のコントロール

繁殖期になると相手を求めたり、逆に他の犬に近寄られてトラブルになることがあります。

卵巣の病気予防

高齢になると卵巣嚢腫や卵巣癌などの卵巣の病気を引き起こすことがあります。また、卵巣ホルモンが関連する病気として子宮蓄膿症や子宮内膜炎(子宮内膜症)などが引き起こされます。病気によっては命に関わる怖い病気です。

子宮の病気予防

卵巣と同様に、子宮癌や子宮筋腫などの病気が起こります。

乳腺腫瘍のコントロール

早期に不妊化手術を行った雌犬では乳腺腫瘍(乳腺癌)にかかる可能性が大きく減少するとされています。手術を行っていない犬を100%とした場合、初回発情前に手術した犬の罹患率は0.5%、1回目の発情後で8%、2回/3回目の発情後で26%となっており、乳腺腫瘍の発生率はさがります。(Schneider R, J Natl Cancer Inst, 1969)

雌犬における避妊手術のデメリット

  •  手術を必要とする
  •  痛いのは可哀相…

手術が必要

当院では不妊化手術においても通常の外科手術と同じ方法と設備で行っています。可能な限り動物の負担をなくすと同時に安全性の向上に努めています。

痛い思いは可哀相…

手術ではどうしても痛みが生じてしまいます。当院では可能な限り動物の痛みと負担を減らすために内視鏡手術(腹腔鏡手術)にて不妊化手術を行っています。

 腹腔鏡下避妊手術の詳しくはクウ動物病院動物内視鏡医療センターのホームページをご参照ください

 
 

 

不妊化手術に関して当院から

  •  望ましくない繁殖を避けることも大事です
  •  避妊手術のメリット・デメリットがあります
  •  当院では腹腔鏡下避妊手術を行っています


クウ動物内視鏡医療センターへご相談ください