LET'S!

犬と暮らそう。

クウ動物病院 動物内視鏡医療センターが考える犬との生活の提案。

近年では犬は伴侶動物(人間のパートナー)として考えられるようになり、家族の一員としての生活をするようになりました。その中で犬と共同生活を行っていくためには、犬を人間の環境になじめるようにトレーニングしたり、お互いのルールを守ることが大切です。パートナーとしての犬は多くのことを人間に与えてくれますが、その分、人間は犬を守りながら健康の管理をしていく必要は飼い主である人間にあると考えます。 
家に来たその日から犬との生活は始まります。犬との生活では、犬のライフステージにあった管理が必要です。ここではそのヒントになることを見つけて頂けたらと想います。
 
 

犬との共同生活が始まった、どうしたら良いの?!

  •  正しいしつけを行い、人間の社会環境で生活をする
  •  病気の予防や健康の管理を定期的に行う
  •  体調の変化を早く気づいてあげる

避妊手術は必要?

 

犬を飼育するにあたって予防や健康管理と同じぐらいしっかりと考えてあげる必要があるのが不妊化手術(避妊手術、去勢手術)です。不妊化手術にはメリットやデメリットが存在しますが、それはその子の環境によって異なるのでしっかりと相談して決める必要があります。

「不妊化」を考える3つの理由

 

繁殖のコントロール

犬が繁殖可能になるのはオスであれば半年程度、メスの早い子であれば生後10ヶ月程度です。1歳前後で妊娠が可能になります。ご自宅に去勢をしていない男の子がいる場合やお散歩やドッグランなどで多くの犬に会う機会がある際には妊娠が気になることもあるかもしれません。ご自宅での繁殖の予定がない場合には意図しない繁殖を防ぐためにも不妊化を行うことを考えて頂いた方が良いかも知れません。

 
 

行動のコントロール

発情を迎えた犬においては性格が変化することがあります。個体差はありますので全ての犬に起こることではありませんが、やや攻撃的になったり、ペアを求めて外の世界に出たがったりするなどの問題が起こります。また、しつけなどの面でも自我が強くなることによって、コントロールがしにくくなったりすることもあります。発情期を迎えても相手がいないという心理的なストレスも考えてあげる必要があると思います。
 

 
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病気のコントロール

犬においてもホルモン変化に関連する生殖器疾患が認められています。卵巣や子宮の病気は女性ホルモンの影響を受け、中高齢になる頃には顕在化することがあります。症状は無症状の場合から大きな症状を呈して命に関わる場合まで様々です。また、乳腺腫瘤(乳腺癌)に関してはホルモンによる影響が確認されている病気ではあります。不妊化の時期によっても将来的な発生率が変化することが報告されています。
 

よくあるご質問

Q.不妊化手術にデメリットはありますか?

オスにおける不妊化手術では手術を受けなければいけないということ意外には大きなデメリットは報告されていません。一方で、メスにおける不妊化手術にはいくつかのデメリット(合併症)があるのも事実です。有名な問題としては術後のホルモン変化に起因するとされる失禁があります。ただ、これにはいくつかのリスク群(起こりやすい条件など)もあるので患者さんによっても変わりますので獣医師との相談が必要です。

Q.不妊化手術を受ける年齢はどのくらいでしょうか?

一般的には生後6ヶ月ぐらいが一つの目安になります。ただ、小型犬と大型犬でも成長速度は異なりますのでその患者さんにあった時期は少しずつ異なります。小型犬では乳歯の生え代わりなどがゆっくりだったりすることもありますので確認が必要ではあります。一方で、病気のコントロールの意味では発情前での不妊化が良いとされていることも事実ですが、絶対的に発情が来てからでは意味がないということではありません。

Q.不妊化手術ではどのような手術がありますか?

オスの場合は精巣を摘出します。雌では卵巣だけを摘出する方法と卵巣子宮の両方があります。現在においてもどちらかの方が良いという獣医学的な結論はありませんので、患者さんの状況にあった方法を選ぶことが大事です。また、その手術においても、以前からあるお腹を切る開腹手術と、近年行われるようになってきた小さな穴をあけて行う内視鏡手術(腹腔鏡手術)との選択が可能になっています。

大事な選択です

  • 不妊化手術にはメリットとデメリットが存在しますが、現在の考え方では手術によるデメリットよりもメリットが上回ると考えられており、飼育下の動物には不妊化が勧められています。ただ、ご家族にとっては心配なこともいっぱいあるとは思います。手術の方法にもいくつかの選択肢がありますので、説明をきちんと聞いた上で獣医師としっかりと相談をして選択して頂くことが大事だと考えています。
 

クウ動物病院
動物内視鏡医療センター

動物に優しい医療を目指している動物病院です。

動物の負担を軽くしたい」そんな想いを持った動物病院です。
病院の名前は動物内視鏡医療センターとありますが、内視鏡医療だけをしている動物病院ではありません。動物の負担軽減に重点をおいている動物病院ではありますが、専門治療や高度医療だけではなく、普段の健康管理や早期の病気発見が重要だと我々は考えています。高度専門医療を目標とする動物病院である一方で、ホームドクターとして動物の健康管理にお役に立ちたいと想っています。どんな些細なことでも我々にご相談ください
 

当院への診療予約の流れ

 

01

予約サイトもしくはお電話でご予約をお願いします。(当院にご来院のない患者さんでもインターネットからの予約が可能ですのでご利用ください)

02

予約サイトで初めてのお申し込みの場合、新規登録をした上で指示に従って予約をお取り下さい。クウ動物病院グループの診察券をお持ちの場合は診察券番号を、まだお持ちでない場合は空欄で登録を行ってください。備考欄に症状やご来院の理由を記入して頂けると診療時に参考に出来ますのでご記入をお願いします。

03

当日は、診療予定時間までに当院にお越しください。当院は予約優先制のため、30分単位での時間帯予約となります。30分毎に複数の患者さんの予約を受け付けており、その時間帯の中で受付順におよび致します。

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